国際観光施設協会はこのほど、ホテル都市分科会が開発した屋外イベントの管理用木柵「Ki―Saku」(きさく)が福島県の道の駅国見「あつかしの郷」に採用されたと発表した。
同分科会は「日本の木材をもっと観光施設に使おう」という「木づかい運動」を続けている。2015年には、木材を美しく蓄えて、非常時にも活用できる観光地の木道装置「美畜木道」を提案した。きさくはそのアイテムの一つとして開発。
協会によると、きさくの採用は同県の木景観形成事業の助成を受け、決まった。「きさくは20年の東京五輪・パラリンピックの屋外競技管理用の木柵として活用されことを想定している」という。きさくは商標登録している。